今まで、馬術競技をしている子供たちを数多くレッスンしてきました。
泊り掛けで来る子供たちの実生活も見てきて切に思う事があります。
最近の子供たちはテレビを見ていても動く画面に目がいっているだけで、ほぼ内容が頭に入っていないことを・・・
自分が子供の頃は大人に混じりテレビを見ていると決まって相撲か野球かニュースでした。
どの番組も嫌で嫌で仕方なかったのを覚えています。
しかし、今の子供はニュースを見ていてもじっと画面を追っています。それが相撲でも同じです。
ある時、ニュースの内容を聞いてみても帰ってくる言葉は「別に・・・」です。
「何か面白いの?」と聞いても「別に・・・」です。それでも目線はテレビに向かっており、食事の手は止まったままです。
自分が子供の頃は食事中にテレビなど絶対に見せてもらえなかったものですが、今の子供たちは食事中にテレビが点いているのが当たり前で、当たり前だからただの習慣に過ぎず、習慣で画面を見ているだけで、何も考えていないのかと思うとガッカリします。
しかし、これを逆手にとって実生活と馬術と結び付け新たなレッスン方法を確立しつつあります。
時代の流れに沿って子供たちのレッスン方法を変えていくのも指導者の務めなのかなと感じております。
その方法はまた後日・・・