【日本人の気質?】
私は馬術家であります。
選手もやる
インストラクターもやる
トレーナーもやる
コーチもやる
人にものを教えるにあたり体現できなければ人に対し説得力がありません!
なぜか日本人に対してだけです。
海外には馬に乗れないコーチもコーチ業を専門にやっている人がいます。
トレーナーも同様です。
専門知識が有れば、多くの生徒に慕われ生業としてやっていけます。
しかし、日本人は「見せてあげないと納得しません!」
日本人の気質なんですかね?
先日こんなことがありました・・・
私は現在48歳なのですが、21歳の時から全日本選手権の常連になり24歳の時に馬術障害飛越のナショナルチームに選ばれ一応一線級の仲間入りを果たしました。
その当時は勤め人でしたので、会社の力も大きかったと思います。
自分の志す部分があり26歳で勤めを辞め、5年間はフリーランスのトレーナー・コーチとして多くの生徒を国民体育大会や全日本大会に送り出しました。
その後は自分で乗馬クラブを経営して、現在15年が経ちました。
経営に携わり選手としての活動は程々にしていましたが、一昨年良い馬が手に入り調教を重ね昨年には国民体育大会に出場して優勝しました。
茨城県には多くの乗馬クラブがあり、2代目に代替わりした若い経営者たちがいます。
経営者の集まりにおいて、私は経験してきた多くの事を発言しておりましたが、皆聞いていなかったんです。
国民体育大会に優勝して初めて「仙波さんの言っていた事の意味が分かりました」だと・・・・・「仙波さんって本当は凄かったんですね」だと・・・
要するに体現して初めて納得したみたいです。
周りの若い連中は昔の私の事は伝聞で知っていたが、見てはいなかったので、説得力がなかったみたいです。
いまや「4年後に開催される茨城国体に先頭を切って皆を引っ張っていってください。」と言われる所にたどり着きました。
日本人を相手にするならば現在進行形で体現しないと何事も納得しないのが不思議な気質なんだなと痛感した一コマでした。
PS
実は私、茨城県で乗馬クラブを経営しております。
そして、ナショナルチーム経験のある競技者であり現在も現役選手です。
インストラクター・トレーナーとしても、多くの子供を全日本大会や国民体育大会に送り出し、入賞者も沢山輩出いたしました。
馬とふれあい、馬と共にスポーツを行い、喜びを分かち合う事により子供たちの精神を健全に育成することができます。
動物と触れ合うことによる最高の情操教育を提供しております。
子供を私に預けてみませんか?
興味のある方は是非お立ち寄りください
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